
先日、東京の国立駅に降りたところ、目を引くスタバがあった話です。
看板に手話を使っていて、店内もゆったりとなんだか平和な空気流れるスタバ。調べると日本で初めてオープンしたスタバの“サイニングストア”がこの国立店だそう。
サイニングとは「手話」のことで、聴覚に障がいある人と聴者が共に働くお店。店舗では手話でのオーダーに加え、音声や指差し、筆談でも注文可能です。
お店の取り組みは素晴らしいところがたくさんあるのですが、
私がこの店舗に惹かれたのはやっぱりデザイン的部分。お店の見え方がとても自然でハッピーなムードだったのです。
そう感じた理由、考えてみました。
◎やっぱりキャッチーな手話サイン!
シンプルな線画の手話は、✌️や👍などのハンドサインに似た印象で身近で明るい印象に見えました。
◎分かりやすい簡単な文章でメッセージ!
素敵な取り組みは小難しくもなりがちですが、誰が呼んでも伝わるレベルでシンプルに伝えてます。文章もですがフォント選び、ゆとりもユニバーサルな印象で良かったです。
◎壁には手話アート!
ご両親が聴覚に障がいがあるアーティストさんの絵だそう。明るく可愛い素敵なアートでした。
他にも店内レイアウトの工夫など魅力はまだまだたくさんあると思いますが、
デザイナーとして自然な明るさとか、誰もを受け入れるムードとか、平和な空気の魅せ方の部分の良き学びとなりました。
出典:ソーシャルインクルージョン
https://www.socialinclusion.saiseikai.or.jp/reports/arekore_01/index.php


