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言葉が変える集客力 −イベントチラシ改善レポート−

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横浜市内の企業経営支援財団「IDEC横浜」の
デザイン相談にて、デザインの専門家として
デザイン課題にアドバイスをさせていただいています。

今回担当させていただいたお客様の事例では、
“言葉”を変えるだけで
集客に大きな変化が起きました!


イベントチラシ改善の相談


ご相談いただいたのはイベントチラシについて。

デザイン相談の二時間の中で
私が対応させていただいたのは
「内容言語の整理のみで、
いわゆるデザイン制作は行っていません。
※チラシはクライアント様のお手製です

にも関わらず
集客に大きな変化があったという結果には、
私自身も改めて言葉の力を感じました。

そんな言葉もデザインの一部であることを
証明できたような事例を
改善ポイントと共にご紹介いたします。

Before
After

漠然タイトルを明確化


beforeのイベントタイトルは、
「みんなで楽しいアート体験」と
なんとも漠然としたものでした。

さらに“子どもの絵が刺繍になる”という
一番魅力的なポイントが
小さく表記されていたことも
とても勿体なく感じるチラシでした。

そこで、まずはイベントタイトルを変更!

「子どもの絵が刺繍になる!
トートバッグづくり」
内容をあえて絞り、情報を明確に。

タイトルは分かりやすさが重要です。

まずは、このイベントの一番の魅力を探し、
ダイレクトにお伝えしました。

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イベント内容の精査


当初は年齢別に同等に案内されていました。
・0〜3歳 推奨:絵の具遊びでトートバッグ作り
・3〜6歳 推奨:自分の絵で刺繍トートバック作り

イベント内容を精査したところ、
刺繍トートの方が魅力が強かったため、
こちらをメインとした打ち出し方に変更

副次的なα要素として絵の具遊び体験も残し、
0歳から楽しめる点として強調しました。

何がウリとなるのかを考え、
優先順位を付けることは
スッと読み手に情報を理解させることにも
繋がります。

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不必要な情報の削除


トートバッグのサイズや、色も
複数展開があるとのことでしたが、
これも果たして本当に必要な展開数なのか…

サイズや色展開の情報は魅力に映る一方で、
選択肢が多すぎると迷いを生み、
参加のハードルを上げるというデメリットも。

特に「その日限りのイベント」では、
参加のしやすさも大事になるので、
料金体系や選択肢を極力シンプルにすることで
参加へのハードルを下げました。


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結果:参加者が従来の約9倍に!


チラシはあくまでクライアント様の手作りで、
私が行ったのは「内容」と「言語」の整理のみ。

それでも、
参加人数が従来比で9倍に増加したという
嬉しい成果が出ました。

この事例から改めて
言葉もまたデザインの一部 であり、
“伝え方”が集客には不可欠 だと実感しています。

もちろん、
さらにビジュアル面に力を入れていただければ、
より効果は伸びるはずです。
「言葉 × ビジュアル」で、
もっと魅力を伝えていきましょう!

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もし、集客や伝え方に悩んでいるチラシやWEBなどがあれば、
お気軽にご相談ください。

● メール(hiro0111tr@gmail.com)
デザイン相談 ヒアリングシート
インスタDM

●横浜企業経営支援財団「IDEC横浜」のデザイン相談

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最後までご覧いただき、
ありがとうございました。

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